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AND関数について

  最終更新日:2022/06/19


読み方

AND(アンド)関数と読む。

「~と」、「なおかつ」という並列を表す意味。

書式

AND(論理式1 ,論理式2,... )

使用例

1.論理式に比較演算子を用いて条件を指定する。

3教科全てが60点以上の場合、TRUE

1つでも60点より下の場合、FALSEと表示。

セルE2に=AND(B2>=60,C2>=60,D2>=60)と入力。

比較演算子一覧

2.論理式に文字列を用いて条件を指定する。

20代男性を抽出する。

論理式1に男と指定。文字列を入力する場合は""(ダブルクオーテーション)で文字列を挟む。

また、完全一致でないと抽出出来ないため、注意。

論理式2と論理式3に20代の情報を入力。(20以上、30以下)

3.AND関数とIF関数を組み合わせて使う。

IF関数の書式は=IF(論理式,真の場合,偽の場合)

となり、ここでは論理式の部分にAND関数を用いる。

セルE2に=IF(AND(B2>=60,C2>=60,D2>=60),"合格","不合格")

論理式にAND関数を用いて、国語数学英語が全て60点以上であった場合

真の場合の合格を返す。そうでなかった場合は不合格を返す。

この場合、文字列は必ず""(ダブルクオーテーション)で挟む。


4.AND関数を用いて書式設定

AND関数の論理式に当てはまるものだけを書式設定する。

3教科全て60点以上の人(合格)にだけ赤の色付けをする。

セルE2からE5までを範囲選択し、ホームの条件付き書式をクリック

新しいルールをクリックし、ダイアログが出てくるので、

数式を使用して、書式設定するセルを決定そ選択

=AND(B2>=60,C2>=60,D2>=60)と入力し、

書式ボタンをクリックして、色をクリックしてOK




詳細

AND関数は、複数の条件を全て満たすものにTRUE

満たさないものにFALSEを返す。

論理式の引数は最大255個まで指定可能。


AND関数の論理式に使う比較演算子についてより詳しく知りたい方は

比較演算子